日々が戦い。
計画性も実行力も
最大限に発揮しながら、
みんなで最高の売場を
築き上げる。
店舗 チーフ 早川 陽子
DCMの社員は、さまざまな部門やポジションがある中、
どのような業務に励んでいるのでしょうか。
担当するライン(日用品・家電用品)にて、各部門担当者やパートナー社員の皆さんが十分に実力を発揮しながら業務に取り組めるようサポートし、全体を統括することが私の仕事です。毎週月曜日と金曜日は、私にとっては決戦日。週初めの月曜日は、いかに午前中に売場の商品の入れ替えを済ませられるか、そして金曜日は30〜40件近く舞い込んでくる翌週のタスクにいかに素早く目を通し、仕事の流れを部門担当者・パートナー社員の方に伝えられるか。日々が、時間との勝負です。
そんな中でも年末などに行う売場づくりは、仕事の楽しみの一つ。みんなで意見を出し合う中で、ときにぶつかることも。しかし岐南店として納得できるものをつくり上げて展開、期間終了後はみんなでそれらを撤去し、新年に向けて新たな売場をつくり上げるこの過程に、たまらなくやりがいを感じます。
現在、仕事と育児の双方に奮闘していますが、両立できているのは周りの方たちの支えがあってのことだと思います。その中でも大きな助けとなっているのは、勤務時間帯を調整させていただくこと。地域の保育制度を考慮して昼型のシフトにしてもらったり、学校行事の際には、シフト調整を協力していただいています。子どもの体調が優れない時には、特別休暇制度を利用することも。また、普段から時短勤務制度も利用して育児に励んでいます。
仕事面においては、時短勤務の中で、どうすれば8時間分の仕事量に近づけられるかを常に考えるようになりました。フルタイム勤務から時短勤務になっても、担当する仕事は変わりません。当初は仕事が終わらないまま退勤することもあり、後ろ髪をひかれながら帰路につかざるをえない状況が続きましたが、現在は「勤務時間が短いなりに悔いなく1日を送る」ことを目標に、計画・実行するようにしています。
私は、「店舗の従業員が笑顔で働けることが、お客さまの笑顔につながる」という考えのもと、店舗運営を行っています。主に労務管理・売場管理・商品管理・売上などの数値管理といった店舗管理業務を担当。従業員たちがそれぞれの良さを発揮できるようにモチベーターとしての役割を担い、いつも楽しく働ける店舗づくりを心掛けています。
やりがいを感じるのは、部下の仕事が認められたときや、成長を感じられたとき。社員のあらゆる面を長所と捉えて、そこを伸ばしてあげるようにしています。指示をされなくても、やるべきことをできるようになったときや、部下の提案によって大きな成果を上げられたときはとてもうれしいですね。
自分のどこが成長したかと問われれば、「みんなのおかげで、今の自分がいる」と思えるようになったことですね。入社数年目のころは、自分が指示したこと一つで売場の善し悪しが決まることに楽しさを感じていましたし、当時は「うまくいったら自分だけの手柄」と勘違いをしていたのです。
そんなある日、「店舗のコンディションが良いのも悪いのも、全ては店長次第」というお話しを聞き、自身の未熟な考え方に恥ずかしさを覚えました。このことがきっかけで、店長の責任の大きさを知ると共に自身の考えを改めることに。「みんなが頑張ってくれた結果が自身の成果であり、自身の成果はみんなの成果」、今はこの気持ちを忘れずに仕事へ取り組んでいます。
主に新卒採用の人事を担当しており、会社説明会やインターンシップの実施、学生との面談や入社までのフォローを行っています。業務を遂行する際は、上司から教わったことを実行するだけでなく、自身の経験や社会情勢の変化などにもアンテナを張り、さまざまな視点から相手の立場に立って考え、個々の状況や考え方に即した対応をするよう心がけています。
印象に残っているのは、採用担当として初めて参加した入社式。採用イベントで発信したDCMの魅力に共感し、「DCMで働きたい」と当社を選んでくれた学生が、ひとりの社員としてスタートを迎えた瞬間に立ち会えた喜びはひとしおです。さらに入社後、新入社員がお客さまからお褒めの言葉をいただいたり、出張などで配属先店舗へ訪問し元気な笑顔を見せてくれたときには、自身の採用業務が、地域のお客さまへの貢献につながっているのだと感じます。
入社後の店舗業務では、コミュニケーションを円滑に取ることにより、チームとして成果を生み出す重要性を学びました。一方、当時は成果を出すためにいかに効率よく業務をクリアするかという点を重視しており、「その業務を誰のため・何のために行うのか」というところまで考えがおよんでいませんでした。
その後採用課に配属され、DCMという企業の理念や本質について学ぶ機会を改めていただいたことで、「直接お客さまと接する機会がないからこそ、採用業務を通じてお客さまにどのような貢献ができるのか」を真剣に考えるように。最近は先輩・上司から褒められる機会も増えていて、まだ道半ばではあるものの、DCMの理念に基づきながら、相手のためになることを考え、行動することが身についてきていると実感しています。
食品・菓子・酒類のバイヤーを担当しています。商品選定から価格決定、仕入れ、販売、展開方法の決定と、商品が市場に出回る一連の流れにトータルで関わる仕事です。DCMは全国各地で展開しており、地域によって風土の違いを感じることがあります。それゆえ、一つの商品を店頭に並べるだけでも、想像以上に多くのこと、細かなことを検討する必要があるのです。
苦労することもありますが、好評を得られたときはとてもやりがいを感じます。また、実際に販売を行うのは各エリアの店舗で働いている店舗従業員の皆さんなので、まずは従業員のみなさんに自身の提案をしっかり理解していただく必要があります。自分の想いが正確に伝わり、意図していることが売場で表現され、購買につながったときは最高にうれしいです。
バイヤーになる前は、エリアの商品担当、実験店舗の立ち上げなど、さまざまな部署での仕事を通して、豊富に経験を積むことができたと感じています。例えば、以前「サービストレーナー」という職種を担当していたときのこと。サービストレーナーの仕事は、挨拶やレジ業務の教育を担うもので、商品に直接関わることはありません。しかし、当時私が常に意識していた「どう伝えると分かりやすいか」「店舗従業員にやる気になってもらえるか」という視点は、今の仕事をする上でも、とても重要になります。また、SV(スーパーバイザー)という職種を担当していたときには、店舗と本社の意見の板挟みになることもありました。しかし、そのときに身についた「折衝力」も現在に活かされています。このように、ジョブローテーションを経て、さまざまな部署・職種で得た知識や考え方が、私の自信と強みにつながっているのです。
新入社員研修をはじめとする社員の教育体系および教育プログラムの立案・実行を担当しています。また、公的資格取得補助制度や社内資格制度、自己啓発を推進するツール(e-ラーニングや推薦図書など)の立案と実行を行っています。
過去には採用担当として、新卒採用活動に携わっていました。採用担当は学生に何度も接触し、内定後もフォローを行いますので、出会ってから入社まで1年以上の時間を費やすことも珍しくありません。自分が採用した学生が春を迎え新入社員となり、その後大きく成長して管理職となり会社に貢献している姿を見ると、採用担当としては冥利に尽きる想いです。現在も当時の想いを胸に、社員のさらなる飛躍を後押しすべく業務に携わっています。
DCMでは、皆さんが活躍できるフィールドが大きく広がっています。本部にはさまざまな部署があり、また全国各地の特性や風土に触れるチャンスがあります。まずは店舗で商品を売ることの楽しさややりがいを感じ、ひとりひとりのお客さま、そして地域に寄り添いながら日々成長していただきたいと思います。その後は少し視野を広げ、そのまま現場で経験を重ね店舗管理者をめざすのか、本部での業務を経験したいのかを考えていただきたいです。DCMには「自己申告制度」があり、自分の意向を人事部に申し出ることができます。その他にも、申告制で参加できる研修や、自主的に学べる環境の整備を行いたいと考えています。制度や環境を活かし、ぜひ自分が思い描くキャリアを切り拓いていってください。