
DCMの
デジタルシフトとは?
システム子会社を設立し、
最新のデジタル技術やITを利用してDXを強化。
店舗・本部における業務改革の実現を推進しています。

DXの目的
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01
01
社員が“働きやすい”
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02
02
お客さまが
“お買い物しやすい”
DXの取り組み
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物流システム
商品の入庫から出庫までの工程を自動化し
一元管理する物流システムを導入。 -
店舗のシフト
シフト作成業務をデジタルで運用。

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かねやす兼安しんいち伸一
2002年入社。デジタル推進部長。店舗管理とシステム部門双方の知見を活かしたデジタル推進を目指す。
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さいとう斉藤けんた健太
2023年入社。デジタル推進部 エキスパートシステムエンジニア。博士号取得後、研究員職を経て当社へキャリア入社。


現在の部署を選択した理由
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兼安
私は入社以来、様々な部署を経験し、現在はデジタル推進部に所属しています。入社後は店舗勤務を経て、システム部門へ異動し、ITシステムの重要性を学びました。その後、店舗管理者として店舗に着任し、マネジメント業務に携わりました。店舗管理者として業務をおこなうなかで、デジタル技術を活用した業務改善を深く意識するようになり、デジタル推進部を志望したという経緯があります。斉藤さんはどのようなキャリアを歩んできたのですか?
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斉藤
私は大学院で博士号を取得し、その後研究員として働いていましたが、ユーザーに近い目線でスピード感のある開発がしたいという思いが湧き、内製開発を推進している企業を志望しDCMに入社しました。
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兼安
DCMのどのような点に魅力を感じられましたか?
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斉藤
DCMは全国に店舗を展開しているため、一つの施策の波及効果が大きいと考えました。小売業は、人的労働力に頼っている部分も多いため、デジタル技術の活用による効果が大きいと考えたのも理由の一つです。
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具体的な取り組みとは
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兼安
現在、デジタル推進部では、人口減少に対応した業務効率化に注力しています。工数削減をしながらお客さまへのサービス向上に努めるのが、私どもの最大のミッションです。最近では、商品知識を即座に取得できる生成系AI『Dアドバイザー』をリリースしました。店舗スタッフがお客さまから商品のお問い合わせを受けた際、スマートフォン端末で商品知識を即座に検索できるシステムです。お客さまをお待たせする時間が削減され、入社間もない方でも安心して接客対応できるようになりました。
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斉藤
私は主に数理最適化を用いたシステム開発をおこなっています。具体的には、店舗スタッフの一日の作業工程の立案や、輸入商品の発注計画の立案などです。部全体の方針でもありますが、『課題ドリブン』で、使用者にとって真に役立つシステム構築を心がけています。
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兼安
たしかに、システム導入が目的化して人を置き去りにすることがあってはなりません。斉藤さんの取り組みは、まさにその方針に沿ったものだと思います。
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斉藤
ありがとうございます。兼安さんのような現場経験者の視点があることで、より実用的なシステムが開発できていると感じています。このチーム体制が正に“DCMの強み”だと思います。
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における
強み
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兼安
私たちの強みは、現場の課題を深く理解した上で、高度なデジタル技術を活用したソリューションを協働開発している点にあります。
また、高度な技術だけでなく、単純な技術を用いてスピーディーに業務課題を解決してゆくサイクルが徹底されており、会社全体にデジタル技術を浸透させる流れが共有されているのもデジタル推進部の強みです。 -
斉藤
私が担当している数理最適化の分野でも、その強みを実感しています。数理最適化は、複数の組み合わせのなかで、様々な制約条件などを考慮しながら、どれが最適なのか、を考察する理論ですが、現場を理解しているからこそ、そのニーズに直結した開発が実現できています。現在は、店舗スタッフの作業計画を自動作成するシステム構築、最適な輸入発注計画の立案、店舗改装における売場パターンの最適化などに取り組んでいます。
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兼安
新しい挑戦も始めていますよね。紹介しましょう!
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斉藤
人事異動の起案に挑戦しています。人事は複雑な要素が多いのですが、全社員の幸福を最大化しながら最適な配置を導き出すことを目指しています。
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実現に向けて
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斉藤
兼安さん、DCMの今後のデジタルシフトについて、どのような目標をお持ちですか?
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兼安
DCMには2030年までに『生活快適化総合企業』になるというビジョンがあるので、特に「DXによって買い物や相談ができる場と機会の提供」に注力したいと考えています。お客さまの「調べる⇒体験する⇒購入する⇒相談する」を一連の流れとして提供することが目標です。同時に、リアル店舗の強みも活かしたデジタル推進により、全国のお客さまへ便利で快適な環境を提供していきたいと考えています。斉藤さんは、どのような目標をお持ちですか?
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斉藤
今後の目標としては、DCMに数理最適化の技術・視点を根づかせたいという思いがあります。業務における属人化を排除することで作業の標準化を図り、店舗スタッフの負担を軽減したいと考えています。中長期的には、人口減少や物流問題などの社会課題の解決にも貢献できるシステム開発を目指しています。
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兼安
素晴らしい目標ですね!これからもお互いの強みを活かしながら、DCMの未来を一緒に創造していきましょう。
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