2023.04.14 【初心者歓迎】ビギナーでも失敗しない家庭菜園の始め方!
家庭菜園初心者でも失敗しない野菜作りのコツ

失敗せずにより多くの収穫を成功させるためには、より強く、より育てやすく作られた苗を選ぶことが重要です。しかし家庭菜園ビギナーにとって、苗の良し悪しを見分けるのは難しく、苗選びが雑になりがちです。「丈夫な苗を選びたい」「病気にかからないものが良い」「美味しく収穫できるものがほしい」それって、どんな苗?
実は、今の育苗技術はとても進歩しています。
園芸のプロが時間をかけて開発し、厳しい品質管理・育成管理の下で作られた苗がホームセンターなどで販売されています。
そういう意味では、信頼できる生産者が作ったちゃんとした品質の苗を選ぶことが初心者にとって収穫への一番の近道といえます。葉も根もしっかりしていて、病虫害がない苗を選ぶと安心でしょう。そのうえで、ある程度覚えておいたほうが良い知識をここでご説明します。
接木苗と自根苗
苗には、2つの植物を接いで作られた「接木苗」と、種から育てられた「自根苗」の二種類があります。
接木苗(つぎきなえ)とは、根の部分と地上の部分がそれぞれ別々の植物を接いで作られた苗です。
地上の部分は実際に収穫する野菜で、根の部分は病害虫などに強い植物を使用することが多く、2種類の植物の良いこと採りの苗とも言えます。
値段は比較的高く、自根苗の2~3倍する場合もありますが、害虫や病気に強く育てやすい&たくさん収穫できる特性を持ち合わせているものが多く、初心者の方におすすめの苗です。
特に家庭菜園では栽培スペースが狭く、同じ場所に同じ科の植物を続けて植えてしまうと連作障害が起こり、生育不良に陥ってしまうケースがあるため土壌障害に強い接木苗がおすすめ。
スタート時期に合わせた苗選び
「夏でも植えられる野菜の種類は?」という質問がお店でもよく聞かれますが、実は野菜の種類だけでなく、苗の特性で植える時期が異なったりします。家庭菜園で好まれる野菜苗の多くの植え時は春3~5月初旬が良いとされていますが、それは、暖かくなるけど暑すぎない春の気温が野菜の初期生育に好ましいためです。
初夏になると高温多湿の日が増えるので、暑さや湿気に弱い野菜苗にとってはやや厳しい時期になります。
一方で、初夏に植えてもちゃんと暑さに耐えてくれる苗もどんどん開発されています。「夏秋採り」がその類です。高温下でも品質が安定する特性を持っていますので、5月後半(初夏)から植え始めてもちゃんと育ってくれます。
「時期が遅れた!」とならずに比較的に都合のよいスタート時期を選べるのが、初心者にとってもうれしいポイントですね。
はじめての方はプランター栽培がおすすめです。畑よりもコンパクトで場所をとらず、移動もしやすい。容量がわかるから、購入すべき土の量もわかりやすいのがおすすめポイントです。
プランターの選び方と置き方
プランターは、なるべく通気性が良いものを選びましょう。
通常は通気性を良くするため、プランターの底に「鉢底石」と呼ばれる軽石を敷く必要がありますが、最近は通気性が良く鉢底石が不要なタイプのプランターも多く売られています。
さらにプランターで野菜を育てる際に気を付けることは、容量と置く場所。夏に収穫できる野菜は成長が早く、とても大きくなります。
根が十分に張れるだけのゆとりがある大きさのプランターが必要です。また、地面とプランターの間にすき間を作ることで空気や水の通り道ができるだけでなく、地面からの輻射熱から野菜を守ることもできます。レンガの上に置くなど工夫をしてみましょう。
※ 店舗によって取り扱いのない場合がございます。季節商品のため、売り切れの場合がございます。あらかじめご了承ください。
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まずはプランター1つから
「うちのベランダで大丈夫かな・・・」と思っても、まずは土が入ったプランター1つ置いてみることが大事です。実際に置いてみると、これまでのイメージが急に具体的になってきます。ここから、花台を置こう、ベンチを設置しよう、ラティスを立てて壁掛けにしようなど、空間の利用アイディアがどんどん湧いてくるかもしれません。
まずはプランター1つ!意外と、簡単ですね。
省スペースで野菜を作るコツ
野菜が広がりすぎないように、支柱を活用することが重要です。「つる性」の植物や、「実が大きくなる」野菜の栽培には支柱が必要です。
支柱の役割は「支え」と「誘引」。土にしっかり支柱を差し込み、麻ひもなどで植物と支柱を結びましょう。
※ 店舗によって取り扱いのない場合がございます。季節商品のため、売り切れの場合がございます。あらかじめご了承ください。
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