2025.07.08 【DIY】塗装は塗るだけじゃないんです。

「塗装？周りが汚れないようにちょっと養生して塗るだけでしょ？」って思った方ちょっと待ってください！！
実は、「下地処理4割、養生4割、塗装2割」と言われるぐらい、塗装を行う「前」の「準備」がとても大事なんです。
塗装準備に必要な道具などをまとめてみましたのでぜひご覧ください！

塗装準備（下地処理編）

はじめにお話ししたとおり、塗装は下地処理からが大事なんです。養生・研磨（清掃・補修）シーラー塗装が項目としてあります。
今回は、木材に塗装を行う場合の養生・研磨の下地処理について詳しく解説をしていきます。

養生

まずは、養生。
作業場所の周辺や汚したくない箇所に養生を行います。大まかに養生するだけでなく、細かい箇所にはマスキングテープ等を用いてしっかり養生をしていきましょう。
テーブルや、床に木くずや塗装が落ちてしまって後片付けが大変ですよね…。
そんなときにはこちらの商品がおすすめです。

布コロナマスカー

上部に布テープが付いており、作業台のふちや床に貼り付け下のビニールを伸ばすとあっという間に養生が完了。（布コロナマスカーの用意が難しい場合はブルーシート等でも代用可。）
片づけをおこなうときはこの布コロナマスカーを剥がして捨てるだけで終了します。

ポイント
テープを貼っているときに、ビニール部分がテープ部分に付きやすいので徐々に貼っていくのがコツ。

マスキングテープ

汚れたら困る箇所、塗りたくない箇所に養生
塗装後は塗料が乾く前に剥がす。

ポイント
空気が入らないように貼ることが大事。

ＤＣＭ布コロナマスカー

●屋外･凹凸面の養生に。
●貼りやすく剥がしやすいマスカー。
JANコード：4582319229717

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ＤＣＭ建築塗装用マスキングテープ

●耐熱性に優れ、糊残りも少ないタイプです。
●長時間貼ったままにすると糊残りの可能性が御座いますのでご使用後はすぐ剥がしてください。
JANコード：4573489548548

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ひび割れ・穴補修

木材は乾燥などの原因でひび割れや節が取れて穴が開いていたりし、強度に大きな影響はありませんが見栄えが気になることありますよね。
そんなときは木工パテ・木工用ボンドなど用いて補修することができます。

手順①

割れている部分に木工用接着剤を塗る

手順②

木工用接着剤が乾燥したらやすりで平らにする

参考動画

【DIY初心者】もう悩まない！ホムセン社員が"DIY木材"の選び方や使い方をお教えします！”ひび割れた木材”は強度に影響ある？【お悩み解決】

動画はこちら

研磨（やすり）

研磨をすることで、塗装面の凸凹を補正し滑らかに仕上げる、塗料の密着性を高めることができます。
その他にも切断面のバリ取り、塗装剥がしにもやすりがけを行います。
では、まず凸凹から平らにする為には何を選んだらいいのか、どう使ったら良いのか解説していきます。

左記の画像は「やすりなし」・「やすりあり」の場合の塗装完成後のものです。
「やすりなし」の場合は木の模様が出ていて、それが味といえば味かもしれませんが滑らかさは感じられませんよね…
それに比べて、「やすりあり」はとても表面が滑らかできれいな仕上がりです。
やすりをする・しないでこんなにも完成が変わるんです。

やすりの選び方

使用する木材にもよりますが、表面がザラザラの場合、塗装剥がしには「粗目」のやすりが必要。
木材の場合粗目、中目、細目を１枚ずつ用意しておくと◎

やすりの番手
やすりの売場に行くと、たくさんの種類が並んでいて数字が書かれています。その数字を「番手」（表記：「#60」等)と呼びます。
粗目⇒#40～#100
中目⇒#120～#240
細目⇒#280～#400
ある程度目が上記のように分けられます。

サンダーを使用して研磨

紙やすりでも研磨は可能ですが、時間短縮の為にも便利な電動工具を使用して作業の効率化を。

サンダーのかけ方
①粗目→中目→細目の順にかけていく。
②やすりの目を変えるときには、
　一度ウエスなどで木くずをふき取り、滑らかさを確認。
③やすりをかけるときは、
　木目に対して平行にかけるときれいにやすりがけができる。
→木目に対して垂直にかけてしまうと不要な傷がついてしまい、塗装時のムラの原因に。

DCM 10.8V充電式サンダー

●充電器・バッテリーは別売となります。
●木材・金属類の表面・コーナー部の仕上げ研磨作業に。
JANコード:4573330695834

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塗装準備（道具編）

さて、ここからは塗装の道具をご紹介します。塗装するものにより作業の効率が大きく変わりますので参考にしてみてください。

小さめの作品や細かい部分には「ハケ」

すじかいバケ

ハケは、角や細かい部分の隅などの塗装に適しています。
日本独自の形でえんぴつの持ち方と同じように持ちます。

使用方法
①塗料を上下に振り、撹拌させる。
　→塗料が中で分離していることがある
②カップや紙皿（ボウル型）などに塗料を入れる。
③ハケを塗料につける。

ポイント
①新しいハケを使用する時は、毛羽立っていることがあるので取り除く。
①塗料を付けすぎるとムラの原因になる為、カップなどの縁で塗料を落とす。
②サンダーと同じように木目に沿って塗装を行うときれいな仕上がりに◎

ＤＣＭ塗りやすいウェービー刷毛

●ウェーブ化繊刷毛10%を混合、均一な塗料の吐き出しと毛のまとまりにより一般のお客様でも塗り易い。
JANコード
30㎜　4573489578668
40㎜　4573489578675
50㎜　4573489578682
60㎜　4573489578699
70㎜　4573489578705

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ＤＣＭ塗りやすいウェービー刷毛

どの刷毛を買うか迷ったときはこちらがおすすめです。
●30㎜、50㎜、70㎜の3本組セット
JANコード：4573489578712

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広い面積に塗装をするときは「ローラー」・「コテバケ」

ローラー

ロール状の毛やスポンジでできたものを取り付け塗装。
広くて平らな面に塗装を行うのに最適です。広い面をローラーで仕上げ、細かい面は刷毛を併用して使い分けることが多いです。ニスを塗装するのは不向き…

使用方法
①塗料を上下に振り、撹拌させる。
②トレイに塗料を入れる。
③トレイの広い面でローラーを転がして、
　ローラーについた塗料を調整する

ポイント
塗装を行う際は下から上にローラーを動かすと塗料が垂れずきれいに塗装が行える。