2025.04.14 庭木の管理が楽になる「鉢植え」のすすめ

庭木のお手入れ、年々大変に感じてきたかも...そんな方におすすめなのは、大好きな庭木を楽しみながら、管理がラクになる「庭木の鉢植え」という選択肢。鉢植えのメリット・デメリット、そして鉢植えにおすすめの木を解説します。
庭の状況に応じて場所を変えられる
鉢植えの大きなメリットは「場所を変えやすい」ことです。例えば、土のないデッキやタイルの上でも置けるし、寒さに弱い木は冬に暖かい場所に移動しやすい。また、地植えにしてしまったら木の場所を変えるのは難しいが、鉢植えなら、「ちょっとここはバランス悪い」と思ったら、その時の気分や庭の仕上がりで木の場所を変え、より理想な庭の形に変えていきやすいのが大きなメリットです。
エクステリアに合わせたコーディネートを作りやすい
鉢植えは植物だけでなく、鉢も楽しめる要素です。異なる植物や鉢の組み合わせと変えたり、並べ方を変えたり、季節やエクステリアに合わせて鉢カバーを変えたりして、いろいろなお庭のコーディネートを楽しむことができます。
植物に合わせた土を作ってあげられる
植物は種類によって、適切な土の配合や必要な水分量が異なります。鉢植えは個々の植物に合わせて調整でき、「栽培」をより楽しむことができます。
土を乾燥させないのが難しい!
同じ鉢植えでも、木は草花と違い、必要な水分量が非常に多い。背の高いものや枝や葉が多いものは特に水分が不足になりがちです。地植えの時はそこまで水やりを気にしなくても育ってくれることが多いですが、鉢植えはその木に適したタイミングで適した量を上げる必要があります。
「鉢植えが大きくなりにくい」といっても、1m~2mぐらいなら普通になりますし、給水時はホースリールでの短時間の水やりだと必要な水分量を確保できないことも多い。ちゃんと底面まで水が行き届いたことを確認しながら水やりしましょう。鉢植えの際の土は、排水性・保水性の良い土を使いましょう。
猛暑時は、アスファルトやコンクリートの上に鉢を直置きにすると、水枯れになりやすく根の温度も上昇しやすいので、直置きしないなどの管理も必要です。