2025.08.20 【猫の防災】 災害時、 「普段のグッズ」で愛猫を守る

普段からキャリーの入口を開放して出入りできる環境で慣れさせるのがおすすめ。いざというとき「キャリー=安全で安心な場所。自分のにおいがする場所。」といった認識を持ってくれれば、キャリーに入れて速やかに避難へ向かえますし、避難所にて、長時間キャリーで生活をすることになっても、慣れていれば少しは安心。キャリーは頑丈なハードタイプがおすすめですが、緊急時に飼い主が素早く身動きがとれるかどうかも重要なポイント。必要に応じて、肩掛けタイプや折り畳みタイプの軽量なものにするなど、見直しが必要です。準備した防災用品を実際に手に持ち、無理なく運べるかどうか試しておきましょう。移動の際も、ハーネスを付けておくと脱走防止になります。
食器類は、お散歩バッグに入れている方もいらっしゃると思います。災害時は、折り畳み式でシリコン素材のものがかさばらずに軽量でおすすめです。カラビナ付きやリュックに付けられるタイプだと、移動中も邪魔にならず運ぶことができます。慣れないもの、見知らぬものは食べないといった習性を見せる猫は多いため、食事は普段食べているものを。ドライのフードは保管がしやすく、ウェットのフードは水分が多いため、水分補給の助けにもなり便が出ないときもおすすめ。水分が多い分、保存がきくパウチタイプにするなど工夫が必要です。普段、療養食を食べている子は特にご注意を。支援物資がきても、その子に合う食事が入っていない可能性が高いため事前の準備が重要です。
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