犬のお手入れ-2(歯・つめ・耳・目・鼻・お尻)
最近は歯槽膿漏の犬が増えています。その原因は歯石。獣医さんでとってもらいましょう。 カルシウムとリンを十分にとり、ドライフードを固めのものに変え、時々歯みがきをしてあげることでかなり防げます。歯みがきは子犬のころから習慣にしましょう。
種類 | 目安 | チェックポイント |
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シャンプー | 少なくとも月に一度 | 皮膚の状態を見る。 |
つめ切り | 月に一度 | 特に室内犬はつめがすり減らないので定期的に。 |
ブラッシング | 毎日 | 長毛種は耳の先端、中毛種は耳の後ろが毛玉になりやすい。併せて皮膚の状態も見る。 |
歯のお手入れ | 食後 | 歯や歯茎を磨いてやる。 |
耳のお手入れ | 入浴時に耳あかをとる | 時々耳を点検して、乾燥状態を見る。 |
毛を切る | 20日に一度(伸び切る前に) | 肛門・お腹・足のまわりの毛の伸び方を見る。 |
一度でも痛い思いをさせると、二度目から触らせてくれなくなるので、初めが肝心です。道具を見せたり、少し切って痛くないことをわからせて慣らしてください。
耳はグルーミングの時に、周辺の毛を洗ったりカットしたりして、常に清潔に保つようにしましょう。
シャンプーや日常のお手入れの時は、目の周囲をぬるま湯を含ませた綿で拭くくらいで十分です。目やにや涙やけがひどいようなら獣医さんに相談しましょう。
長毛種の場合は、鼻が毛に埋もれないようにカットしてあげてください。パグやブルドッグなどは鼻の上のしわの間が汚れやすいので、お手入れを忘れないようにしてください。
肛門周辺は、短毛種も長毛種も、毛に排泄物が絡み付かないように短く刈ります。またシャンプーの時以外にも、時々肛門腺を絞ります。長く放っておくと液が飛び出して悪臭の原因になったり、肛門炎を起こすこともあります。
お手入れは、犬がいつも元気でいるために飼い主がしなくてはならないことのひとつです。犬を健康に美しく保つ大切なポイントです。
グルーミングの用具は、犬種によって違います。
説明書を読んでお選びください。
健康のため体の各部のお手入れも念入りに行いましょう。