病気の簡単な見分け方
病名 | 原因 | 予防法 | |
---|---|---|---|
犬 | 犬伝染性肝炎(アデノウイルス1型) | ウイルスに感染した犬の唾液に触れると感染します。また、排泄物からも感染します。 | 予防法は8種混合ワクチン接種で、最初は生後2カ月、その後は生後3カ月に。必要に応じて生後4カ月に接種しましょう。 |
レプトスピラ病症 | ネズミが持っているスピロヘータが原因で発病する病気です。この細菌に感染した犬の唾液・排泄物に触れると感染します。 | ||
犬パルボウイルス感染症 | パルボウイルスにかかった犬の唾液や排泄物を舐めたり触れたりする、口からの感染が主な感染経路です。人に付着したものから犬へ感染することもあります。 | ||
猫 | 猫汎白血球減少症(猫伝染病腸炎) | ウイルスが猫の腸内で炎症を起こし、白血球が減少していく病気です。これによって抵抗力が低下し、ほかの病気にもかかりやすくなります。 | 予防方法はワクチンしかありません。必ず混合ワクチンを生後2カ月頃と1回目の接種から3〜4週間後に接種しましょう。 |
猫ウイルス性鼻気管炎 | ヘルぺスウイルスが猫に感染することによって起きる病気です。空気感染することはなく、ウイルスを持った猫の唾液などを舐めてうつるのが感染経路です。 | ||
猫カリシウイルス感染症 | このウイルスの感染経路は空気感染ではなく、接触感染です。感染経路としては、ウイルスを持った猫と一緒に遊んだり、ふんや尿に触れたり、また人間がウイルスを持っていて、人の手から感染する場合もあります。 |
病名 | 原因 | 予防法 |
---|---|---|
回虫症 | 母犬がこの虫を体内に持っている場合、子犬が胎内にいる時に母親から感染したり、汚物や母乳からも感染します。 | 生後3週間後、獣医さんで検便を行いましょう。また散歩をさせる際はほかの犬の尿やふんに触れさせないよう注意しましょう。 |
条虫症 | サナダムシの片節を食べたノミが犬・猫の皮膚に寄生し、犬や猫が毛を舐めた際に口から感染します。 | 条虫の最大の予防法は、ノミを駆除することです。そのためには、ノミとりシャンプーやノミとり首輪などを使うのが良いでしょう。そのほか、床やたんすのすき間などにもノミが発生する場合がありますので、これらの場所は常にきれいな状態にしておきましょう。 |
鉤虫(こうちゅう)症 | ふんと一緒に排泄された鉤虫の卵は、およそ10時間ぐらいで子虫になります。この子虫が、犬の皮膚から体内に入り感染します。また、回虫症と同じく口から感染したり、母親の胎内での感染、母乳による感染もあります。 | 半年に一度ぐらいは便の検査をしましょう。また散歩する際にもほかの犬のふんや尿に触れないように気を付けましょう。また外で飼う場合は低温で乾燥している場所で飼うのが良いでしょう。 |
鞭虫(べんちゅう)症 | ふんに混じった鞭虫の卵に犬が口で触れたり、舐めたりして感染します。 | 定期的な検便と駆虫を病院で行いましょう。散歩をする際にもふんや尿に触れさせないように注意しましょう。鞭虫は乾燥しているところが嫌いなので、犬を飼う場合、乾燥している場所を選んでください。 |
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