愛猫の食事
タンパク質 | 体の組織や血液をつくる元になったり、各機能を安定的に動かす役割を担います。 |
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脂肪 | エネルギー源として高カロリーというだけでなく、補酵素や生体の微量成分の材料として重要な働きをしています。 |
リン | カルシウムとともにバランス良く与える必要があります。 |
カルシウム | 丈夫な歯や骨格をつくる大切な栄養素で、発育の盛んな幼猫や子猫、妊娠中の猫には特に欠かせない成分です。 |
鉄分 | 赤血球を体内でつくるために必要です。鉄が欠乏すると貧血を起こし、虚弱や疲労感などの症状が現れます。 |
ビタミンA | 目を保護する働きを始め、体内でさまざまな機能に関わってきます。 |
ビタミンB1 | 体調維持に必要で猫は特にビタミンB1の要求量が高めです。体内に蓄積されないので、毎日とる必要があります。 |
ビタミンC | 皮膚・毛・歯茎の健康に欠かせないものですが、猫は体内でビタミンCを合成できるので、あえて与える必要はありません。 |
ビタミンE | 骨格と筋肉の成長を助け、体内の血行を良くします。 |
種類 | 特徴 | 長所・短所 |
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ドライタイプ | 水分10%以下の固形タイプで、成分は穀物が中心。 | 保存性があり値段も手頃で経済的。 |
ウェットタイプ | 水分75%前後、肉をペースト状にしたものや魚をフレークにしたものが主流。 | 嗜好性は最高ですが、開封後は長期での保存はできません。 |
スナック類 | ご褒美やおやつ時に与えることを目的としたフードです。 | 主食に代わるものではないので、あくまで間食用として与えてください。ビタミンやカルシウムなどの栄養補助を目的としたものも市販されています。開封後は、水分の多いものは冷蔵庫で保存した方が良いでしょう。 |
離乳食 | 離乳期の子猫用のフードです。乳製品が多く使われ、その他粉末穀物・カルシウム・動物性タンパク質など成長期に必要な栄養成分が調合されています。 | 少ない量で高カロリーを得ることができます。普段よりも栄養が必要な出産前後の母猫に与えるのも良いでしょう。 |
子猫用フード | ドライ・ウェットなどさまざまなタイプのものがあり、栄養成分が成長期に合わせてあります。 | |
中高齢猫用フード | 年をとって運動不足になった中高齢猫の体に合わせ、消化吸収が良く、低脂肪・低カロリーにつくられています。体内で老化が始まる7歳を過ぎたころから与えると良いでしょう。 | |
肥満用フード | 肥満になってしまった猫のカロリーコントロール用に与えるフードです。 |
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