神棚のまつり方
□ 御神灯
神棚用の電灯式の灯籠です。(木製とプラスチック製のものがあります。)
※御神灯には清浄な火で照らし清めるという意味があります。
□ 神鏡・御幣
御神前に置かれた鏡や御幣は、神様の存在と威儀を示し、御神前を飾るものなのです。
□ 榊立て(角花というものもあります。)
榊を立てて飾ります。
※水は毎日入れ替えます。
※榊は常に緑を保つようにして一年を通して飾ります。
※榊には栄える木という意味があります。
※榊のない地方では常緑樹である杉・椿・もみなどを代わりに使います。
□ 八足台または三宝(方)
神事において神饌・神具などを献上するための台座。縁起のいい八本の足で作られているのが特徴。
□ 水玉
毎朝その日の初水を入れてお供えします。
※正式にはふたをとってお供えします。
□ 皿
神棚に向かって左から米(洗米・炊立ての御飯)次に塩(荒塩)をお供えします。
□ 瓶子(へいじ)
御神酒を入れてお供えします。お酒が入っていれば蓋を取ってお供えします。基本的に1日15日又は御祭りの日にお供えします。
※上に部屋などがあり、人が神棚の上を歩くことのある場合は、これより上は何もないという意味合いの「雲」という字を白い紙(奉書紙など)に書いて神棚の上の天井に貼ります。 ※神棚と仏壇は同じ部屋に設置しても構いませんが、向かい合わせにすることは良くありません。
※住宅事情などで条件の整ったところに設置することが難しい場合もありますが、そのような時には、ご家族が一番よく集まる場所で、良いと思われるところに設置しても構いません。神棚を設けて神様をおまつりするということは、ただ条件の整った場所に設置すれば良いという訳ではなく、毎日の神拝や神様を大切に思う心が一番大切なのです。
※新しく棚を吊る際は、寸法をよく確認してから棚を吊ることをおすすめします。