2018.05.09 藤原千秋さんの「今月のBEST OF THE BEST」~衣替えの必需品はコレ!

4月のうちに真夏日となってしまう日もあるのに、入学式に雪が降るような年もあるなど、「毎年いつ衣替えをするのが正解なのか分からない!」、「洗濯や、クリーニングに衣類を出すタイミングの見極め、上手なしまいかたも知りたい!」そんな声が多く寄せられます。
今でも制服のある学校などでは、きっかり6月1日から夏服、10月1日から冬服、のようにカレンダー通りの「衣替え」が行なわれている模様ですが、実際の天気や気温に合致していないことも多々。熱中症にならないかしら、と他人事ながら、30度近い日にウールの詰襟を着て赤い顔をしているような学生さんを見て思うのです。
私自身、子どもの入学式を凍えるような雪降る中で迎えたことがあります(関東圏)。ダウンコートやボアのスリッパを着用し万全の防寒体制で体育館内の寒さをやりすごしたものの、それらをいつクリーニングに出そうかと、しばらく迷っていたのを思い出します。
朝晩の寒暖差や、前日や翌日との気温差が15度にもなる間は、なかなか「冬物を全部片付け」たり「夏物にすっかり入れ替え」るような、いわゆる衣替えらしい衣替えができないのも確か。そこで、まずは、
・マイナス気温の環境や時期に着用するアウター、防寒着
・ダウンやウールなどの防寒性の高い小物類
・ウールコート、ダウンコートやジャケット、厚手のウールのパンツやスカート
こういった衣類を、ひとつの目安として最低気温が10度を越えるころ、クリーニングに出し始めて順次収納していきます。また最高気温が22度を越えるのを目安に半袖、五分袖などのトップスや薄手のボトムスを出し、ウール等の防寒性のあるものと切り替えていきましょう。
天候不順等に対応するためには、一度にすっかり全部を入れ替えるイメージの「衣替え」ではなく、4〜7月の間に3〜4回に分けて真冬から真夏に替え、その後9〜12月にかけて3〜4回に分け夏ものを冬ものに入れ替える、それくらいの幅をもたせたほうが、健康を害さない衣替えができるのではないかと思います。
このとき毛玉やシミ、ほつれ、虫食いがあったり、全体的に古びた感やニオイの強い衣類などは避けておき、処分を検討しましょう。来季まで残すか残さないかの基準のひとつは、「それ」を今、古着としてお金を払って買えるか? 自問してみることです。
グラフィコ オキシクリーン 500g
成分は過炭酸ナトリウム(酸素系)、炭酸ナトリウム。液性は弱アルカリ性。酸素の泡が衣類などの汚れを徹底的に浮き出させ、スッキリ洗浄。衣類を傷める事が少なく、使うほど驚きの白さがよみがえります。洗濯槽の汚れやカビの除去にもおすすめ! さらに、カーペットのシミ抜きやタイル目地の汚れなど、お掃除もラクにできます。※ウール製品・ウール混紡・ウール製カーペット・ペルシャ製カーペット・畳・シルク・革等の水洗いできない素材や、金属・油の混ざった汚れには使用できません。
藤原さんのここがおすすめ!主成分は過炭酸ナトリウム。洗濯洗剤と一緒に洗濯機に入れるだけという使いやすさが特徴です。脂性汚れ、たんぱく汚れをよく分解して落としてくれます。除菌効果もあるのでニオイの発生も抑えてくれます。