2019.02.26 時短&節約効果を実感しよう!キッチンの整理収納の進め方

毎日忙しくても、家事から解放されることはありません。それならできるだけラクができて、美しい仕上がりが手に入るコツやワザを知りたい。そこでSNSで人気の主婦ブロガーの皆さんに、ご自分が実践している家事の裏技や時短テクをリレー連載で紹介していただきます。いますぐ実践できるアイデアがたくさん登場しますので、皆さんの暮らしに役立ててください。
こんにちは。整理収納アドバイザー ichigoです。
整理収納には時間・お金・心の3つの効果があります。
その中でも、家事スペースであるキッチンは時間とお金の効果を一番実感できる場所になります。
今回はそのキッチンの整理収納の進め方をご紹介したいと思います。
キッチンには食品から食器まで様々なモノが数多く集まっています。
そのため、一から整理収納をスタートするときっと1日がかりの作業となります。
丸1日時間が取れるなら理想的ですが、毎日少しずつでも大丈夫ですので、順番通りに進めて家事効率アップのキッチンを作っていきましょう。
それではまずは整理!
必要なモノ・不必要なモノに分けていきます。
最初は食品から。
家じゅうから食品を1ヶ所に集めます。
食品の整理の基準は「賞味期限」
とても明確だから、すぐにできますよね。
冷蔵庫の中もお忘れなく!
次は調理器具です。
鍋やフライパン、ボウルなど全て出して、
・毎日使うもの
・2~3日に一度使うもの
・1週間に1度使うもの
・1ヶ月に1度使うもの
・半年~1年に1度程度使うもの
に分けていけば、使っていないモノが自然と除外されていきます。
除外されたモノの中で処分に迷うものがあれば、いったん少し取り出しにくい場所にまとめておくのはいかがでしょうか。
そこから出して使うことがあれば、場所を作ってあげることになります。
頻度別に整理が済んだら、シンク・調理台・コンロなどそれぞれを使い始める場所に使用頻度が高いもの順に出し入れしやすい収納場所を決めていきます。
次に日用消耗品の整理に取り掛かります。
安いからとたくさんストックを抱えてはいませんか?
注文すれば明日届く今の時代、そんなにたくさん消耗品を持っておく必要はありません。
そのためのスペースの方がもったいない!
1ヶ月で使い切る量を目安にして、それぞれのストックの量を決め、その量にあった収納スペースを確保しましょう。
管理やお買い物にかかる時間を短縮できますよ。
ストックの収納場所は、できれば一か所にまとめてしまうのが管理もしやすく便利ですが、まとまったスペースが取れない場合は軽いものは吊戸棚、重いものであれば足元などでいいかと思います。
今使っているモノについては、調理器具同様、よく使う場所の近くに収納していきましょう。
さて、最後は要・不要の判断に時間がかかることが多い保存容器と食器・カトラリーです。
保存容器は、
・蓋がなくなって、本体だけ残ってる
・使いにくいサイズ
・数が足りない
・消耗具合(色移りしている・変形している)
など、実際にそれを使っているのか、本当にそれを使いたいのかで判断していきます。
食器やカトラリーも同様に、
・ひび割れ
・欠けている
・数が中途半端
・今の好みに合わない
・使いづらい大きさ
などである程度絞ることができるかと思います。
理想の食卓を想像して、そこに並べたい食器やカトラリーなのかと自問自答します。
食器棚に戻す食器が決まったら、
・違う種類の食器を重ねないこと
・手前のモノを退かさなくても奥のモノの出し入れができること
・使うタイミング
などに気を付けながら場所を決めていってくださいね。
もし今まで「お客様用」として箱に入れて大事にしまってある食器があれば、ぜひ箱から出して普段からたくさん使ってあげるとさらにモノが活きてきますよ。
くれぐれも、どの種類の整理の場合も「置かれた状態のまま間引く」のではなく、いったん全部出して一つ一つ手に取って決めていってください。「間引く」整理は効果が半減してしまいます。
そして最後の最後にキッチン家電についても忘れずに。
買ってから1度も使っていないモノ、収納スペースの片隅で眠っているモノはありませんか?
キッチンの隅から隅までどこに何がいくつあるのかを把握できるようになったら完了!
重複買いも無くなって、動線抜群の時短&お金が貯まるキッチンの出来上がりです。
キッチンは家の中でも特にモノが多い場所なだけに、
整理整頓には時間と手間がかかりますね。
不要なものを整理して、モノの所在を把握することが大事ですね。
それでもキッチンの整理で心が折れそうな時は、
みんなの素敵なキッチン収納を見て、理想なイメージを描きましょう♪