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毎日忙しくても、家事から解放されることはありません。それならできるだけラクができて、美しい仕上がりが手に入るコツやワザを知りたい。そこでSNSで人気の主婦ブロガーの皆さんに、ご自分が実践している家事の裏技や時短テクをリレー連載で紹介していただきます。いますぐ実践できるアイデアがたくさん登場しますので、皆さんの暮らしに役立ててください。
人気ブロガーtommyさん
写真をとること、花を飾ること、自然とのふれあいが大好き。整理収納アドバイザー1級、TCカラーセラピスト、ハウスキーピングコーディネーター2級を取得。アメブロ公式トップブロガーとして、「tommyの心地よい暮らし」を主催して、心穏やかに過ごす毎日の工夫についてつづっている
西日本豪雨では、わが県にも大雨特別警報が発令されました。県内外で土砂崩れや河川の氾濫がおき、多くの方が避難生活をしいられることに。災害はいつ起こるか分からない。他人ごとでないのだと思い知らされました。ライフラインが止まると、復旧までに数日~ 2週間ほど要します。トイレを流せない!真っ暗で何も見えない!そんなとき対処法を知っていれば、ストレスを軽減できると思うのです。今回は、断水や停電時に役立つ“防災の知識”をご紹介します。
破損や断水で排水できないとき、汚物は袋に入れて処分します。トイレ本体を利用すると便利です。
【方法】・電源を切り、便座の下に、袋を1枚セット。・便座の上から、汚物用の袋をセット(便座の汚れ防止)。・凝固剤など入れる(新聞紙やペット用トイレシーツも可)。・使用後は、汚物用の袋を取り出し、口をしっかり縛って処分。※中を隠し、防臭袋にいれるといいでしょう。※処分方法は、自治体のルールに従ってください。(わが町は可燃ゴミです)
断水が長引くと、汚物の袋もあふれます。ひとり1日6袋使うなら、3日で18袋に!家族4人なら、72袋に?!
案1:尿は数回分まとめる。案2:尿だけフタつきのバケツやポリタンクに貯め、トイレ復旧後にまとめて排水etc.対処法を考えておくと、もしもの時も慌てずに行動できそうです。ちなみに、新聞紙はどのくらい吸収するのか実験をしてみました。紙コップ1杯分の水をしっかり吸収させるには、なんと4枚必要でした。
避難所のトイレは不足しがちです。幼い子などに我慢を強いるのは難しいですよね。手作りの簡易トイレがあれば安心です。
・ポリ袋の中に、新聞紙で作ったゴミ箱をセット。・中に凝固剤やちぎった新聞紙などを入れる。・使用後は、袋の口をしっかり縛り、処分する。
・紙袋の上をカットし低くする。・中にポリ袋をセットしたら、新聞紙を敷く。・凝固剤やちぎった新聞紙を入れる。・使用後は、袋のみ処分する。ポンチョやロングスカートなどで覆えば、人目につきません。
携帯簡易トイレ ニューミニマルちゃん 3回分
女性(大人)から幼児まで座って使える携帯簡易トイレです。凝固剤でオシッコを素早く固め臭いを包みます。組立簡単、持ち運びが手軽です。蓄尿袋が最初から取り付けてあるので組立後、すぐに使えます。蓄尿袋の取替えだけで本体は繰り返し使えます。耐荷重強度80kg
給水タンクの他に、リュックなどのバック、カゴ、丈夫な段ボールも利用できます。
【方法】・中にポリ袋を2重にセットし、水を入れる。※運搬時、台車があると便利です。※シーツなど丈夫な布にのせれば、重たい水も協力して運べます(布の四隅に結び目をつくると持ちやすい)。
懸命に運んだ水は大事に使いたいものです。洗い物を減らす工夫をしましょう。
・ラップで覆えば、お皿を汚しません。
・ポリ袋(熱に強いポリエチレン)に入れて調理すれば、鍋も汚しません。※鍋底には耐熱皿を入れましょう。※お米を炊くこともできますよ。
懐中電灯は、照らす範囲が狭いですよね。しかし、工夫すれば部屋の広範囲を照らすことができます。
【方法】・懐中電灯を立てる(細い場合は、容器で固定)。・水をいれたペットボトルをのせ、下から照らす。
固定する際、トイレットペーパーも使えます。2個重ねて、筒底にペーパーを詰めれば、長い懐中電灯もぴったり。
また、スーパーの袋を被せて吊るすと、ランタン代わりに。光が拡散され、広い範囲を明るくします。
DCMブランド LEDハンデイライト PRO ブラック
クリップに対し、本体が約180°回転するため、明るくしたい場所を的確に照射できます。クリップ、磁石2か所、ストラップで取付、使い方が多彩。単四乾電池3本で約10時間点灯。
停電時には、乾電池が品薄になりやすいです。“小さな電池を大きくする方法”を知っておくと、役に立ちます。
【方法】・布(段ボールも可)を必要なサイズの太さになるまで巻き、テープ止め。・1円玉やアルミホイルをつけて、長さを調整。※一度作っておけば、繰り返し使えます。
停電すると、冷蔵庫のドアの灯りやプレーヤーの時刻など、家の灯りが一斉に消え真っ暗になります。そんなとき、蓄光シールを貼っていれば、目印になり動きやすいです。
懐中電灯、ドアレバー、階段、スマホetc.蓄光シールは、太陽光や蛍光灯の光を蓄え、暗闇でやさしく光ります。停電時には、小さな光も心の支えになります。
蓄光ポイント
暗闇での目印になります。電灯のスイッチやリモコンなど、暗闇での目印に便利です。サイズ:直径約7mm。
以上、防災のマメ知識でした。
災害時に自分や家族を守るのは、知識と備えです。防災レシピを作ってみたり、懐中電灯で過ごしてみたり。防災トレーニングをしておくことをおススメします。またラップや袋、トイレットペーパー、新聞紙など、災害時に大いに役立ちます。少し多めにストックしておくといいですね。緊急事態は突然やってきます。もしもの時にスムーズに行動できるよう、日頃から対策をしておきましょう。
今回特に驚いたのは、「ライト」を照明に変えちゃうワザ!ペットボトルやスーパーの袋で簡単にランタンができるなんて知れてよかった!他にも家で何かに活用できそうなものが無いか探してみようかな♪
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