2024.06.27 【夏の節電】ガマンしない!家計にも人にもやさしい節電のやり方

猛暑が当たり前のようにやってくる最近の夏。電気代を見てびっくりした経験は何度も…
節電のコツは「ガマン」ではなく、エネルギーを効率的に使うこと!まずは簡単に取り組めて対策効果の大きいところから着手していきましょう。
エアコンの省エネでまず思いつくのが「フィルター掃除」。ホコリなどでフィルターが目詰まりしてしまうと、冷房効果が十分に発揮されずに余分に電力を消費してしまいます。できれば月1~2回の掃除に心がけましょう。
フィルター掃除は基本下記の手順で行います。
①掃除機でホコリを取る。
②取り切れていないホコリをシャワーなどで流す。
③しっかり陰干ししてから装着。
要注意なのは、生乾きのままエアコンに取り付けてしまうと、カビの原因になりかねないのでしっかり乾かしましょう。
フィルター掃除のほかに、エアコンの上部や吹き出し口、カバーのホコリもきれいに取りましょう。資源エネルギー庁の試算によると、フィルター掃除だけで省エネ効果が1~2%あるそうです。電気代節約のためにやるしかないかも?
照明の明るさを下げよう
LEDシーリングライトは調光できるタイプがほとんどで、勉強や読書以外で明るさを下げるだけで、約2~3%の省エネ効果があるという試算も(※資源エネルギー庁データによる)。
LED電球にも人感センサータイプや調光タイプがあるし、60W相当の電球を40W相当に変えるだけでも消費電力が違います。無理のない範囲でやってみましょう。
エアコン、照明、冷蔵庫の3大家電のほかに、いろんな節電アイディアがあります。例えば、待機電力の消費を減らすために、延長コードやタップをスイッチ付きタップに替え、テレビやPCを使わない時はタップ側のスイッチを切ることで個別に待機電力を減らすことができます。
また、もし家に10年以上前の古い家電がある場合、一番効果的な節電方法は「家電を買い替える」ことかもしれません。10年前に比べると、今どきの冷蔵庫は約40~47%、テレビは約42%、エアコンは約17%の省エネになっているというデータがあります(※資源エネルギー庁HPによる)。
購入にお金がかかりますが、数年使うと考えると買い替えも一つの選択肢です。