2024.02.20 なるほど！自転車選びのポイントはココ
あなたにぴったりの自転車の選び方
当然、安いものがいいのですが、この値段の違いは何？私に合う自転車ってどれなの？
と迷いますよね。そんなあなたに、自転車選びのポイントをお教えします。
BAAとは
BAAは一般社団法人自転車協会による安全基準で、安全で、環境に優しい自転車の証です。
たとえばブレーキの場合
普通のブレーキは安全に止まれる。
BAA車のブレーキはぬれた路面でも安全に止まれる検査に合格したブレーキです。
たとえばライトの場合
普通のライトは明るいライト。
BAA車のライトは姿勢を崩さず点灯できる明るいライト。だからBAA車のライトは「手元スイッチ」タイプか「自動点灯」タイプです。
軽快車
俗に「ママチャリ」などとも呼ばれる自転車。
ハンドルの形状から垂直に近い姿勢で乗るため、視野が広く安全性が保てます。
・主に短距離でのお買い物・通学・通勤で使われる自転車。
・アップハンドルで垂直に近い姿勢でゆったりと乗れる。
視界が広く、交通状況を把握しやすい。
・ライト、ベル、かご、泥除け、鍵などが標準装備されていることが多い。
・安定性の高い両立スタンドが多い。
シティ車
軽快車に比べ、スピードが出しやすいバーハンドルの自転車。
見た目も軽快車に比べスタイリッシュな傾向があります。
・お買い物・通学・通勤で使われる自転車。
・バーハンドルで前傾姿勢の運転でスピードが出しやすい。
・基本的な装備はされているが、車種によっては荷台がついていないことがある。
・スタイリッシュな１本スタンドが多い。
クロスバイク
マウンテンバイクの強い強度の車体とロードバイクの走行性をあわせた自転車。
軽快車、シティ車よりもより走行性が高く、サイクリングにも適しています。
・スタイリッシュで長距離の通勤や、サイクリングに適している。
・車種によってライトや泥除けの有無などの装備が異なる。
・車種によってタイヤの規格が異なる。
電動アシスト自転車
蓄電池の電力でモーターを駆動し、自転車をこぐ力を補助する自転車。
長距離が運転でき、坂道や荷物が重い時でも、軽い力で進むことができます。
・自転車の形は一般的な軽快車型からクロスバイク型まで様々。
・電池容量が大きいほど、一度の充電で補助する距離が長い。
・電動アシスト自転車の運転に免許は不要です。
シニア向け自転車
シニアの方が運転しやすいように設計された自転車。
自転車のタイヤが小さく、乗り降りも楽な仕様になっていることが多い。
・低床フレームの自転車は、またぎやすく、乗り降りが非常に楽。
・腰当てやサドルが付いていたり、軽く運転できるようになっていたり
運転をサポートする機能があるものが多い。
折りたたみ自転車
使わない時には折りたたむことができコンパクトに収納できます。
家の中での保管や、車で持ち運ぶのに便利です。
・小型のため乗りやすく、ハンドル操作などの扱いも楽。
・タイヤ径が小さく、長距離の運転には向いていません。
・車種によってライト、カゴ、荷台などの付属品が異なります。
上記の軽快車、シティ車の違いで触れましたが、大きく分けて2種類のハンドルがあります。
ハンドルの違いで自転車をこぐ姿勢が変わるので重要です。
自転車に乗る距離が長い方はバーハンドルを、ちょい乗りが多い方はアップハンドルがおすすめです。
またハンドルの素材もスチール製や、強くて長持ちするステンレス製などで異なります。
■ アップハンドル
地面に対して垂直に近い姿勢で乗ることができるため、視野が広く安全性が高い。
交通状況をよく確認しながら運転できます。
■ バーハンドル
前傾姿勢でスピードが出しやすい。
ペダルの踏み込みがしやすく、坂道などでも運転しやすい。
③ ライト
夜間や早朝の走行が多い方は自動で電灯する、オートライトがおすすめです。
ただし、オートライトは便利な分、ダイナモライトに比べて自転車の価格が高くなる傾向があります。
ただ、最近のダイナモライトは以前に比べ、走行時も軽く、音も静かなので
気になる方はお店で確認してみましょう。
■オートライト
タイヤの前輪に発電機が設置されており、自転車をこぐことで発電されるライト。
そのため点灯時にも重さを感じません。外が暗くなると自動で点灯、明るい時は消灯します。
つけ忘れがなく、安全です。また走行中の音が静かです。
■ダイナモライト
タイヤの回転でダイナモのローラーを回転させることで発電されるライト。
自分の手でオン、オフを切り替えが必要です。
ダイナモローラーがタイヤに触れるため、走行時に少し重く感じ、音が出ます。
■後付けライト
折り畳み自転車などで購入時にライトが付属されていない場合は、
後付けのライトを購入しましょう。
電池式で簡単に取り付け、取り外しができるものが多いです。電池切れには注意しましょう。
自転車のトラブルで多いのがタイヤのパンク。可能な限り避けたいところです。
遠い距離での通学などで、パンクが困るという方にはパンクしないタイヤがおすすめです。
通常のタイヤと乗り心地がどう違うかなどはお店で試してみましょう。
■ノーマルタイヤ
一般的なタイヤです。
■パンクしにくいタイヤ
通常のタイヤよりも厚めで、走行中に異物を踏んでも内部まで届きにくい。
クッション性にも優れていて、パンクに強いタイヤです。
■パンクしないタイヤ
チューブがないのでパンクしません。空気入れも不要でメンテナンスがとても楽なタイヤ。
その分自転車が少し重くなり、価格も上がる傾向があります。
自転車のスピードとこぐ力を調整するものです。あると坂道や長距離の運転が楽になります。
自分のスタイルに合わせて、段数や要不要を考えましょう。
■外装変速機
６段変速などギアの段数が多く、軽くこぎたい時、スピードを上げたい時など、道の状況によって柔軟に対応できます。
変速機が外側に露出しており、チェーンの張りのチェックや注油など時々メンテナンスが必要です。
■内装変速機
３段変速のギアが多く、外装変速機よりも段数が少ないことが多いです。
細かなギア調整はできませんが、メンテナンスが楽で、変速機の切り替え時の音も少ないです。
上記以外のその他のポイントとして下記が挙げられます。
細かな装備にこだわった自転車もたくさんあります。
あなたにぴったりの自転車を探し出しましょう。
■カゴ
素材や大きさを確認しましょう。荷物がたくさん入れられるために、
横幅の広いワイドカゴの自転車もあります。
■サドル
意外と見落としがちですが、素材やクッションにこだわったものがあります。
長距離を運転される方は確認してみましょう。
■荷台
荷物を載せることができる荷台の有無を確認しましょう。
後付けで子供のせを取り付ける場合は荷台の耐荷重を確認しましょう。
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