2017.12.08 お正月飾りで心豊かに福を招く!|暮らしの歳時記~今さら聞けないマナーと常識~

お正月飾りを代表する門松飾りは、元旦に家々を訪れるという年神様(としがみさま)を迎えるための目印として門口に飾ったものといわれています。「門松」に使う松は、昔は12月13日の「事始め」の日に、一家の主人みずからが山に入り、切り出してくるのがならわしでした。
現在は市販の門松飾り一式を用いることがほとんどで、松や竹、紅白の梅など、飾り方は地域によってさまざま。飾るのは12月26日~28日の間、遅くとも30日に立てることになっています。29日は「苦立て」に通じ、大晦日では「一夜飾り」で神様を迎える誠意が足りないという理由で避けるのが風習です。
「門松」を立てておく間は、その家に年神様がいると考えられています。7日まで飾るのが一般的で、「門松のある間」という意味でこの期間を「松の内」といいます。地域によっては10日や15日まで飾るところもあるようです。
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