2021.06.24 簡単湿気取り!お部屋の湿気対策で快適生活

梅雨に気になるのが「湿気」ですね。じめじめと暑さで過ごしづらい時期です。適度な湿気があることは生活をする上で大切ですが、湿気が少なすぎたり、多すぎると体調にも影響がでますし、カビなどの問題も起きやすいです!そんなじめじめで憂鬱になりがちな季節は快適に過ごしたいですよね!
そこで今回は、お部屋の湿気対策についてご紹介します。
湿度とは、空気がどれだけの水分を含んでいるかという割合のことです。空気の温度が変わると、同じ量の水分を含んでいても湿度が変わります。これは空気の性質として、高い温度ではたくさんの水分を含むことができるのですが、低い温度では少しの量の水分しか含むことができないためです。湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」の2種類がありますが、普段私たちが使用している湿度は「相対湿度」です。冬など気温が低い時は、空気が含むことのできる水蒸気の量が少ないため、結露が起きやすかったり、乾燥しているように感じます。気温が高くなる梅雨時期は空気に水分が多く含まれることになり、湿気が感じられます。そして、湿度が高いことで生活に様々な影響が出ることがあります。
生活をする上での適正湿度は40%~60%と言われています。これらの数値を超えたり、不足したりすると様々な面で悪影響があります。
どんな悪影響が出るのか知っておくことで予防がしやすくなります。
・湿度が高いと?
汗をかいての体温調節に影響が出て、熱中症になりやすくなる。体内に熱がこもることで、体力の消耗が激しくなる。消化酵素の働きが悪くなり、食欲が落ちる。カビが発生しやすくなる。梅雨から夏にかけての時期は、ダニやムカデなどの害虫が発生しやすくなる。
・湿度が低いと?
喉などの乾燥により、風邪などのウイルスが体内に入りやすくなる。インフルエンザなどの病原菌が増加する。髪や肌が乾燥し、パサつき・肌荒れ・かゆみの原因となる。静電気が発生しやすくなる。
上記にあるように湿度が高すぎても低すぎても生活に影響が出てしまうので、快適に過ごす際には湿度・湿気には気を付けましょう。湿度計を置いておくと今の湿度が適正かどうかがわかるのでおすすめですよ♪
クローゼットも湿気がこもりやすい場所の一つです。しっかり対策をしないと衣類にカビが生えてしまう可能性も。大切な衣類を守るためにも梅雨時期は特に湿気に気を付けたいですね!
クローゼットの湿気対策は、
①服と服の間を空けること
②定期的に風を通すこと
③着た衣類はしっかり乾かしてから収納すること
クローゼットにはたくさんの衣類があると思いますが、詰め込みすぎていると布と布が重なっている部分に特にカビが生えてしまうかもしれません。なるべく服と服の間は、ある程度ゆとりを持つようにはしておきたいですね。1日着た衣類は、意外と湿気を含んでいますので家に帰ってきたら風通しのいいところに掛けて湿気を飛ばしてからクローゼットに片付けましょう。これらの対策にプラスして、クローゼット用の湿気とりを使うのもおすすめです♪市販の湿気とりにはフックタイプもありますので衣類と一緒にかけておくと効果的です。
湿気の多い時期は、夜にお布団に染み込んだ湿気が乾きづらいです。下の畳やフローリングにしみてしまい、カビの原因になってしまいます。布団の上げ下ろしをすることで、湿気を飛ばし、畳や床のカビの発生を抑えることができます。
敷き布団は、晴れた日に定期的に干して、ふとんの中の湿気を発散させましょう。また、マットレス等は、風通しの良い室内に、立てかけて湿気を発散させてください。湿気のこもった敷き布団は、布団にカビや雑菌が発生しやすいです。定期的なお手入れをすることで気持ちよく睡眠が取れますよ。除湿シートなどを使うとお手入れの負担を減らすこともできます。
雨の日などの天気の良くない日には、布団乾燥機やサーキュレーターを使うことで布団の湿気を効率よくとることができます。