2019.02.22 ペットの介護問題。今から準備しておいたほうが良いことは?
「以前、犬を飼っていて、食事や排泄の介助、夜なきの対策をしました。夜なきのたびに起きてなだめるのが一番大変でした」(41才・パート)
「12年間、セキセイインコを飼っていました。最後は、うつらうつらと寝ているだけだったので、特に介護らしいことはしませんでした」(51才・自営業)
「17才だった猫が食べ物をとらなくなり、腎臓が悪いと診断されました。介護というか、看病かもしれませんが、注射に通い、病気用の食事や薬をスプーンであげたりしていました。仕事をしていたので、病院に通うのが大変でしたが、半年くらいは一緒に頑張りました」(62才・パート)
「ミニチュアダックスフンドを飼っていますが、介護が始まって2年くらいになります。少しの段差を上がってくれなくなり、粗相をすることが増えたので、様子を見てトイレの中に入れてあげるということをしなければならず、目が離せません」(31才・会社員)
「ラブラドールレトリバー14歳。足が立たなくなって6か月ほどで他界しました。介護としては、床擦れ防止の為、寝ているときに向きを変える。認知症が進み遠吠えをするので安心させる為に常に撫でてあげる。散歩はショルダーバックのように愛犬を吊るすような形で行う介護用品を使用。トイレのお世話。などでした。大型犬の介護は大変だと思います」(54才・会社員)
「紀州犬と秋田犬の雑種を飼っていました。外で飼っていましたが足が立たなくなったので玄関内に入れて世話をしていました。散歩は、腰にタオルを巻いて持ち上げるようにして家の周りを歩かせていました。当時は今のように大型犬用のおむつがなかったので、排せつの世話が何より大変でしたね」(56才・パート)
「現在17歳の小型犬を半年ほど介護中です。歯も悪く食が細くなってきたのでやわらかいドッグフードの他に低脂肪高たんぱくの食材を加えたりして、栄養失調にならないよう注意しています。トイレの失敗も多くなってきました。室内犬の介護では、家の中を清潔に保つのがいちばん気を使いますし、大変です」(48才・専業主婦)
「ペットを家族として迎え入れるにあたって、最期の時まで共に幸せになれるように努力するのが人間の務めだと思います。我が家では、半身不随用の台車付きハーネスなど器具の情報は常に集めています」(38才・専業主婦)
「病院代が凄くかかるのでお金は貯めてます。今まで2匹介護した経験から、おむつや捨ててもいいタオル、寝たきりになった時用のお風呂入れるセットなど、必要になりそうなものを準備してます」(43才・パート)
「介護経験がある人の漫画エッセイなどを読んで情報収集をしています」(31才・専業主婦)
「うちの愛犬はまだ2歳ですが、半年前体調を崩し3日間入院をしました。その際に、老犬になった時だけでなく、若くても病気で介護を必要とすることもあるんだなと実感しました。そこで、いつでも介護ができる知識を得るため、ペット介護士の資格を取得しました」(38才・専業主婦)
「猫がなるべく元気でいてくれるように気遣っていますが、一応おむつを準備しています」(29才・自営業)
「準備は特にしていませんが、老犬になってもなるべく元気でいてもらいたいので、エサなどは気をつけています。添加物の入っていないドッグフードや、とり肉・野菜など、身体に負担がかからない食べ物を与えて、虫歯にもならないように、歯磨きを頑張っています」(51才・専業主婦))
「初めて飼った猫がまだ2歳と若いので先のことではあるのですが、友人がペットを介護した末に看取ったのを間近で見て、心の準備をしっかりして、ペット保険には入っておこうと思いました」(47才・自営業)
「歳をとると目が見えづらくなるので、ごはんやトイレの時は誘導してあげないといけなくなるでしょう。尿意がわからなくなるので、どこでトイレをしてもいいようにシートを敷くので、たくさん必要になります。また、必要だと感じたら、すぐに時動物病院にかかれるようにしておきます」(26才・専業主婦)
ペットの老後も人間と同じで、本当に様々。お世話が大変なコもいれば、いつの間にかひとりでひっそり、なんていうコも。ですが、どんな場合も、備えあれば憂いなし。元気なペットとの毎日を楽しく過ごすためにも、頭の片隅に、いつもちょっとだけ置いておきたい介護準備ですね。
まとめ/伊波裕子