2017.11.25 手荒れもストレスも減る!効率的なおすすめ食器洗い方法

毎日の生活の中で、必ずといっていいほどやらなければいけない家事の1つに「食器洗い」があります。食洗機の普及により、自分ではやらないという人もいるかもしれませんが、まだまだ自分で洗っている人も多いはず。
そんな食器洗いについて、油を使ったあとの調理器具を洗う時などは、1度の洗浄では落ちず、何度も洗剤を継ぎ足しながら泡で洗い、気がついたら手がカサカサということも。でも、実はこういった泡洗いをしている国は世界的にみても少数派で、多数は原液を薄めた液に浸けながら洗うんだそう。
現に、食器用洗剤はもともと薄めて使うことを前提として開発されているんです。この洗い方により、手は荒れにくく、洗剤液に入れた食器からは時間とともに汚れが浮いて、こすり洗いが必要ないくらいきれいになります。また、食器洗いが終わるまで洗浄力を持続しているので、洗剤の継ぎ足しは一切ナシ。泡を作らなくていいので「泡がへたる〜」というストレスもありません。
そこで、手荒れもストレスも減る、薄めた洗剤に浸ける食器洗い方法をお教えします!
必要なものはこちら!
20分ほど経ったら、汚れ落ちを指で確認してみます。キュッキュッと音が鳴るくらいになっているのが触ってわかると思います。
泡洗いだと食器の内側、外側、縁、底と全面をこすり洗いしなくてはなりませんが、この洗い方だと待つだけでその作業が終わってしまいます。予洗いが甘かったり、食器の重ね具合で汚れが残ることもあるので、スポンジ片手に指で確認しながら食器を取り出します。
汚れを見つけたら、洗剤液の中でスポンジでこすって落とします。再び指で確認して、キュッキュッとした感触になったら汚れが落ちたサインです。
お弁当箱の隅など、汚れが吸着して落ちにくいプラスチック容器でも、洗剤液の中でスポンジでこすり続けているとキュッキュッと落ちていきます。
夏の場合は60度のお湯は熱すぎるので、給湯器から出る40度前後のお湯だけで洗剤液を作っても洗えます。気温が高い夏は、食器に残る油脂が固まりにくいのでこの温度でも待ち時間にきれいにしてくれます。
また、急いで片付けたい場合は、この40度の温水や水道から出る常温水で洗剤液を作り、待ち時間ナシでも洗えます。
なお、低い温度で洗う場合は、できるだけ丁寧に拭き取りや予洗いをして、洗剤液の中で食器の全面をスポンジでこすり洗いします。指で確認してキュッキュッとした感触になったら汚れが落ちたサインです。
ただ、動物性の固形脂が多いおかずだった場合は、高温の洗剤液を作った方がすっきり簡単に洗えるので熱湯をオススメします。キッチングローブなどを使用すれば、冷めるのを待たなくても洗えます。
・手荒れしにくい
原液に直接触れることがないので手荒れがしにくいです。
・こすり洗いが軽く済む
洗剤液につけ置く間に汚れが剥ぎ取られるので、洗うのが面倒なスプーンの内側までピカピカです。こする必要がほとんどなく、簡単に終わってしまいます。
・泡を作らなくていい
食器洗いは泡が命!ではなく、この洗い方だと泡はむしろ不要。泡立ちが弱い洗剤でも気持ち良く洗えます。
・洗浄力の弱い洗剤でも融通がきく
「使ってみたら油汚れに弱かった」という洗剤でも、この洗い方で適量を使えば、お湯の力との相乗効果でキュッキュッと汚れが落ちます。
適量使ってもなお弱い洗剤だった場合は、2倍量を溶かせば他の洗剤と同等な洗浄力に引きあげることができます。
・すすぐ前に汚れ落ちがわかる
泡洗いだとすすいだ時の感触で汚れ落ちを確認しますが、この洗い方だとすすぐ前に汚れ落ちがわかるので「すすいだ後に洗い直し」という二度手間が激減します。