2022.05.27 日よけにおすすめ！すだれ・よしずの使い方

実際にすだれやよしずって窓に付けるだけで暑さ対策の効果があるの？と感じる方へ、すだれの効果を簡単に紹介します。
すだれやよしずには適度な隙間があるため通気性が良く、室内に熱がこもりにくくなります。さらに、すだれは日よけに使え、隙間から風を取り込むことができます。
霧吹きなどでよしずに水をかけると水が蒸発することによる気化熱でさらに涼しさは倍増します。すだれ・よしずを取り入れることでエアコンによる冷房病を防ぐ一つの方法になります。

すだれを外に取り付けると…？

すだれは屋外でも屋内でも取り付けることができますが、すだれを屋外に取り付けた方がより効果を実感できます。理由は直射日光を部屋の外で受けるためです。すだれに直接日差しが当たっている際に、すだれ自体から放射熱が出るのは屋外ですので屋内には影響がありません。屋内だと、日差しによる放射熱が屋内に放出されてしまうので屋外に取り付けた方が涼しく感じることができます。
加えて、網戸に虫がつくことが苦手な方はすだれを屋外に取り付けると網戸に直接虫がつきづらくなるのでおすすめです。しかし、屋外に出していると、雨が降ったり、湿気により、すだれにカビが発生することもあるので適度にお手入れをしましょう。

すだれを屋内に取り付けると…？

すだれの屋内での使用は雨等の心配が必要ないこと、そしてカーテンの代わりに使用できることがポイントです。すだれは目隠しの役目も果たしてくれます。夏は暑くて網戸にしがちな窓ですが、すだれをつけることで外から見えにくく、通気性のいい目隠しとして活躍してくれます。

よしずは軒先やベランダの窓に立てかけて使うため非常に使用は簡単です。風などで倒れてしまわないよう、高さの半分程のところから下に向けて紐を通して、ブロックやレンガなどの重石に固定し、上のほうは紐などでサッシなどに結び付けて固定すると倒れにくくなります。設置する際には、窓とよしずの距離はなるべく多く取りましょう。窓とよしずの隙間で涼しさの効果が高まります。

窓以外にもすだれやよしずを使うことができるのでご紹介です。
その一つが「室外機」への設置です。よしずやすだれを日よけとして、室外機に使用すると室外機自体の温度が下がってエアコンの効率にも影響があるということで日よけとエアコンをあわせて使うことで猛暑でも涼しくなります。
また、ベランダ等で園芸を楽しんでいる方には日差しに弱い観葉植物に使うことで強すぎる日差しを和らげてあげることができます。品種による違いもあるので調べてからお使いください。

最近は「すだれ」の素材に変化が出てきています。プラスチック製のものや、様々なデザイン・機能を持ったすだれが売られています。天然素材のすだれは和風な感じがしますが、洋風すだれは名前の通り、洋風に仕上げており、シックなデザインで落ち着いた雰囲気のため、お部屋を選ばず馴染みます。 日よけだけでなく、UVも大幅にカットし、遮熱効果もあるのでおすすめ。 サイズも豊富にあるので、様々な大きさの窓に使うことができます♪