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真っ白で美しい漆喰の壁、誰しも一度は興味を持ったことがあるのではないでしょうか。見た目はもちろん、調湿効果があるとも言われており(※諸説あります)、魅力的な建材ですよね。とはいえ、「気軽にDIY」というイメージはあまり持てません。職人さんに塗ってもらうとなると、コストも手間もかかりそうで、少し敷居が高く感じがち…。でも、実は初心者でも意外と簡単に塗れちゃうんです!今回はその手順と、抑えるべきコツを紹介します。
・漆喰(袋に入った粉状のもの・比較的安価)・粘土・マスキングテープ・マスカーフィルム・お好み焼き用のヘラ・バターナイフ・マスク・ゴム手袋・メガネ(漆喰はアルカリ性なので目に入らないようにする為)
今回は、洗面所の壁に塗っていきます。床との境目や、スイッチ・コンセント周りは、漆喰がつかないようあらかじめ養生しておきましょう。
一面漆喰の壁に仕上げたい場合などは、タオルバーや不要な部品類を外しておきましょう。
また、壁の下地がボード材の場合は、部品があった箇所にアンカーボルトが打ってあるケースも。部品を抜いたあとに大きな穴があくので、粘土などで埋めておきましょう。
動かせない家電類などがある場合は、漆喰で汚れないようしっかりカバーしましょう。確実に作業したいなら、ぜひマスカーフィルムを使ってみて。マスカーフィルムとは、マスキングテープに広がるタイプのビニールがついたもの。汚したくない部分をしっかりカバーしてくれ、漆喰やペイントする時にとても助かるアイテムです。マスカーフィルムを貼り、
ビニールを伸ばすとこうなります。マスキングテープは後できれいに剥がれます。
まず、洗面器に粉状の漆喰を入れます。
洗面台の蛇口から少しずつ水を入れ、溶いていき、ゴム手袋をした手袋で混ぜていきます。混ぜ終わったら、そのまま漆喰を掴んで壁に塗っていきます。まるで泥遊びのように、おもしろいほど伸びていきます。初心者にはこの方法が一番塗りやすく、きれいに仕上がりやすいんです。ゆるめの方が塗りやすいので、ダマを指で潰しながらよく混ぜましょう。
ひたすらゴム手袋で上・下・右・左にすべらせ漆喰を伸ばしていきましょう。漆喰は乾いてくるとパサパサして塗りにくくなってくるので、少しずつ水を足して練ると、もと通り塗りやすくなりますよ。
小さなお好み焼き用のヘラで角や隅の細かい部分を塗っていきます。左官屋さんが使う漆喰用のコテは、初心者には力加減が難しく、なかなかうまく使いこなせないもの。でもこれなら左官屋さんのように、それなりにうまく塗れますよ。
バターナイフを使えば、少量の漆喰を細かい部分に塗れて便利です。ケーキの生クリームを塗るように、スイスイ埋めていきましょう!
すこしベージュがかっている下の部分が、塗り終えたところです。
翌日、乾くと、美しい白い壁に♪実は、この壁の上部分は数年前に別の材質の漆喰を塗っていました。漆喰は途中で作業を止めて後日再開しても、問題なく続きからキレイに塗れるので、休み休みでもチャレンジできます。また、万が一割れたり剥がれたりしても、いくらでもやり直しがきくのも嬉しいポイントですね。敷居が高いと敬遠せず、ぜひ気軽にチャレンジしてみて下さい。
今回はクロスの上から直接塗っていますが、下地によっては下地処理をしなければならないケースもあります。お家の壁の材質をよく調べてからトライしてくださいね。
アイデア投稿:RIRICOCOさん(暮らしニスタ)
日本プラスター うま~くヌレール
練る手間がなく、蓋を開けてすぐ塗れ、コテや手で簡単に塗ることができるのが魅力。調湿性・防カビ・消臭などの性質を持ち、シックハウス対応の健康に優しい壁材。室内のホルムアルデヒドを吸収し、再放出させません。ビニールクロスや古壁に直接塗ることも可能。色:クリーム容量:5 kg塗り面積:約4.5平米/缶(1mm厚)
DCMブランド 布コロナマスカー 550mm×20m
塗装などの時に便利な養生用フィルム。屋外・凹凸面の養生におすすめです。サイズ/仕様:550mm×20m
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