2024.12.18 無理せず＆要所だけ！忙しい年末に行うお庭や外回り掃除

１．出しっぱなしのガーデン用品の片付けから

日常よく使うガーデニング道具やDIY工具は、つい庭先にそのまま置いてしまいがちですが、この機に物置や収納ボックスなどに入れてしまいましょう。古くなったプランターや欠けた植木鉢などは、仕分けして処分しましょう。
もし落ち葉が残っている場合は片付けましょう。落ち葉は庭の地面だけでなく、雨どいや排水溝などに詰まっていることも少なくないので、隅々まで見て取り除きます。

２．雨どいや排水口が詰まっていないかを確認

落ち葉だけでなく、ゴミが雨樋を塞いでしまうと雨漏りをしたり、それがきっかけで破損することがあります。家だけでなく、テラスや小屋、カーポートも確認しましょう。ほうきなどを使用して屋根やカーボードの前枠に乗ったゴミなどを取り除き、排水口は手袋をしてゴミを取りましょう。

※高所作業は踏み台や脚立を用意し、無理のない範囲で気を付けて作業をしてください。

３．植物の片づけ

お庭に植えてある様々な植物。一年草は冬に枯れているものは抜いて、翌年も植えたい場合は種とりしましょう。多年草は地面に接している部分や伸びすぎている部分を剪定してあげると春の生育が良くなります。プランターや植栽で寒さに弱い植物は、室内に取り入れたり、保温カバーをしてあげましょう。

・玄関先（タイル）

一か所だけ掃除するなら、確実に達成感が得られ、かつ家族全員の満足度が高い場所は「玄関」。
アプローチや玄関ポーチなどにタイル素材を使っているところが多く、お手入れが簡単な素材で、表面の汚れをしっかりと落とすことで印象が変わります。
ほうきで掃いたあと、水を流してデッキブラシなどで擦ってみてください。花びらや葉っぱなどなかなか落ちない頑固な汚れは、高圧洗浄や中性洗剤などを使用してみるといいでしょう。ガシガシはダメですよ！

今年の大掃除は「玄関」の一か所を

・デッキ

天然木のウッドデッキ
小さな汚れは固く絞った雑巾で水拭きして表面を拭き、ドロや汚れ、ホコリなどを落としてください。その際、水を残さないようにします。表面や角のささくれ等は、サンドペーパーで研磨し、できるだけ滑らかに調整しましょう。汚れが大きい場合は、デッキブラシを使ってみましょう。水はじきが悪くなったと思ったら、防腐剤・ワックスなどの外用保護塗料を塗りなおしましょう。

人工木のデッキ
丸ごと水洗いもOKな人工木。柔らかい布やスポンジ等で薄めた中性洗剤や水洗いで汚れをふき取り、そのあと乾拭きをしてください。汚れが落ちにくい場合は、たわしやデッキブラシで水洗いをしてみましょう。

・フェンスや門扉・カーポート

軽くて強いアルミ製・錆に強いステンレス製が多いフェンスや門扉。お手入れは簡単ですが、汚れが劣化の原因になりますので年に1～2回落としてあげた方が長持ちします。
ぞうきんでゴシゴシ拭いてしまうと土埃などを擦りつけることになり、かえって傷をつけてしまうかもしれないので、水をかけながらやわらかいスポンジや洗車ブラシなどでやさしく擦るのが一番です。洗った後は乾いた布で水気をしっかりふき取ることも大事です。
ホースリールで水をかけて汚れを落とすのもOKで、高圧洗浄機を使うのも大丈夫。ただ冬場はホースでかけた水が翌朝凍結し転倒する恐れがありますので、凍結や積雪時はやめましょう。また高圧洗浄機はいきなり近くで噴射すると、素材によっては剥離する可能性があるので、遠くから噴射し汚れの落ち具合を見て徐々に近づいてみましょう。

・駐車場、ベランダ、外壁

晴れて気温も高めの日に、ほうきなどでゴミを払い、汚れたところは床用ブラシと洗剤でこすり落とします。外壁はホースリールのジェット噴射で水洗いするだけでもすっきりします。一番楽な方法は高圧洗浄機を使うことです。掃除業者に頼んでもいいのですが、同じぐらいの出費で家庭用高圧洗浄機が買えるので、1台常備するのもアリですね。