2020.10.10 洗面台の水垢の掃除方法!汚れがすっきり落ちる道具を活用しよう
水垢の原因は、洗面台を使うときに欠かせない水道水が原因です。水道水には、カルシウム、マグネシウム、ケイ素などのミネラルが含まれています。洗面台に付いた水道水が蒸発するときに、水分のミネラルが空気中の酸素や二酸化炭素に反応して白いかたまりを作ります。白いかたまりの正体こそ水垢です。
また、水垢に似た汚れの中に石鹸カスがあります。洗面台で顔を洗ったり手を洗ったりしたときに使う洗顔料やハンドソープが石鹸カスの原因です。石鹸カスは石鹸の溶け残りや、汚れに対して石鹸が足りないときにできる灰色の汚れです。石鹸カスは適量の石鹸をたくさん泡立てて使うことによって発生しにくいという性質があるので、石鹸の使い方次第で汚れを抑えられます。
日常の汚れは、酸性とアルカリ性の2種類に分けられます。油汚れや皮脂汚れは酸性の汚れで、水垢や石鹸カスはアルカリ性の汚れです。それぞれの汚れの性質と反対の性質の洗剤やアイテムを使うことによって、汚れが中和されます。中和されることによって、汚れが緩んで落ちやすくなります。
水垢や石鹸カスはアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤を使うと汚れが落ちやすくなります。一般的な家庭用洗剤は中性のものが多いので、水垢はなかなか落ちません。中性洗剤を使ってゴシゴシこするよりも、酸性の洗剤を使うほうが力を入れずに楽に汚れを落とせます。トイレ用洗剤などの酸性洗剤は刺激が強すぎて洗面台を傷めるものもあるので、水回り用やお風呂用の酸性洗剤を選びましょう。
Relation 関連記事
column
20190216162444