地域と協働した環境保護・地域創生への貢献
DCMの森プロジェクト
DCMは、2007年から北海道を拠点に植樹活動に取り組んできました。SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」と目標15「陸の豊かさも守ろう」に貢献します。今後はさらに規模を拡大し、従業員とその家族のボランティアにより植樹活動を全国で展開します。これが「DCMの森プロジェクト」です。DCMは、国や都道府県の仲介により森林所有者と「森林づくり」に関する協定を結び、その協定に沿って、森林組合などからサポートを受けながら植樹活動を行っています。
◆スギの36~40年生の人工林がこれまでに吸収してきた量と1年間に吸収する量
樹木が吸収し蓄積する二酸化炭素の量は1本1本異なっています。例えば、適切に手入れされている36~40年生の スギ人工林は1ヘクタール当たり約304トンの二酸化炭素(炭素量に換算すると約83トン)(注1)を蓄えていると推定されます。
また、この36~40年生のスギ人工林1ヘクタールが1年間に吸収する二酸化炭素の量は、約8.8トン(炭素量に換算すると約2.4トン)と推定されます。
◆スギの吸収量と身近な二酸化炭素排出量との比較
1世帯から1年間に排出される二酸化炭素の量は、2021年の場合、約3,700キログラム(注2)でした。 これは、36~40年生のスギ約12本(注3)が蓄えている量と同じぐらいです。また、この排出量を、36~40年生のスギが1年間で吸収する量に換算した場合、スギ420本分(注3)の吸収量と同じぐらいということになります 。