2022.07.01 布や革張り、薄い合板の固定に便利な充電式タッカー

椅子などの座面カバーの張り替えや家具の補修、巾木や薄い合板の取り付けといったDIYに便利な工具がタッカーです。 タッカーには手軽な手動式のものもありますが、作業性が高く、また手軽に使えるのは充電式のタッカーでしょう。 電動ドライバードリルやジグソーなどと並び、DIY好きなら是非用意しておきたいそんな充電式のタッカーについて、その特徴や詳しい使い方、使用上の注意点などについてご紹介します。

タッカーは、ステープルというコの字型のステープル(針)を打ち込み、布や革、薄い木材やビニールシートなどの薄いシート状のものを打ち付けて固定する際に使用します。DIYや建築用のホッチキス(ステープラー)と思えばいいでしょう。
ホッチキスと同じように本体にステープルをセット(装填)し、タッカーを対象に押し付けたり、スイッチを操作することでステープルが打ち出されます。すると打ち出された針が素材どうしをつなぐように貫通して固定されます。
椅子などの家具に布や革など張ったり、合板どうしを固定する作業に使用されます。
DIY用途で便利なのは電気を使用した充電式タッカーです。充電式タッカーなら手動式よりも作業性が高く、エアタッカーのようなコンプレッサーも不要で価格も手ごろ。また、電源がない場所でも手軽に使用可能です。
使用するタッカーに合わせて対応した規格のものを使用する必要があります。
さらにタッカーはステープルだけでなくネイルと呼ばれる仕上げクギを打つことが可能です。充電式タッカーが一つあるとDIYや手芸などに幅広く使えとても重宝します。充電式なら手動式と違って作業に力もいらず、また美しい仕上がりも期待できます。

充電式タッカーの各部紹介

①発射口
ここから装填したステープルが発射されます。発射口が対象に押し付けられていないとステープルが発射されない安全機能がついています。

先端が引っ込んでいない状態では、トリガースイッチを引いてもステープル発射されません。

このように対象に発射口を押し付けると先端が引っ込んだ状態となり、これでステープルは発射されます。

②グリップハンドル
本体の持ち手。

③トリガースイッチ
手前に引くことでステープルが打ち出されます。

④マガジンラッチ
ステープルを装填するマガジンをロックしています。この部分を左右からつまむことでロックが外れマガジンが引き出せます。

⑤メインスイッチ
主電源のON/OFFスイッチです。ONにすることでトリガースイッチが使用可能になります。

スイッチOFFにしておくとトリガースイッチを引いてもステープルは発射されません。スイッチの下にはUSBの充電口があります。

⑥ホッチキスアダプター
このアダプターをセットするとホッチキスのように使用することが可能です。

⑦通電/充電ランプ
USB電源コードを接続すると赤く点灯します。充電が完了すると緑に点灯します。

タッカーを使用する際は、そのタッカーにあったステープルを装填する必要があります。ステープルの装填はホッチキスと似ており、本体からマガジンを抜き出して、そのスペースにステープルを装填します。
ステープルもネイルもセット方法は基本的に変わりません。正しくセットされていないと、ステープルは発射されませんので注意してください。

まず本体を裏返してマガジンラッチの左右をつまみマガジンを引き出します。

ステープルをマガジンにセットします。針の先端が本体の下(写真では上)を向くようにセットします。

左右のマガジンラッチを押しながらマガジンを押して確実に閉じ、装填完了です。

ネイルの装填方法も基本的に同じです。違いは、ネイルは幅が狭いので左側に寄せてこのようにセットするということ。端に寄せてセットしないとネイルは発射されませんので注意してください。

ステープルがセットできたらスイッチを入れ、固定したい材料に発射口を押しつけトリガースイッチを引くとステープルが発射されます。

タッカーを使用したことでこのように簡単に額縁を組み立てることができました。強度も十分です。

ネイルを使った場合はこのような仕上がりになります。ステープルよりも目立ちません。しかし強度ではステープルの方が上です。

ホッチキスがわりにタッカーを使用

製品によっては、タッカーをホッチキスがわりに使用できるアダプターが付属している場合があります。こちらの製品がそういったもので、タッカーの本体底部分にアダプターをセットすることで、束ねた紙などにステープルを打ち込めホッチキスがわりに使用することが可能です。
ステープルは通常の足の部分がそのまま対象に打ち込まれますが、このアダプターを使用することで打ち込まれたステープルの足の部分が、ホッチキスの針のように折りたたまれ、しっかりと紙束をとめることができます。こちらを使用すると厚みのある紙束でも簡単に束ねることができます。

ホッチキスアダプターを装着するとこのように紙束を挟み込むことが可能になります。

ホッチキスの針よりも太いステープルの針でしっかりと紙束をとめることができました。

ステープルの種類について

タッカーで使用されるステープルにはいくつかの種類があります。DIYなどで多く使われるのは肩幅のサイズが12㎜のものです。ほかには建設などの用途で使われるものには10mmや4mmのものなどもあります。
また肩幅だけでなくステープルの足の長さに関しては主に6、8、10、13㎜などがあります。こちらでご紹介している製品に関しては肩幅12mm、足長6、8、10mm×線の太さ0.5mmのステープルに対応しています。
また、ネイルでは仕上げクギ、T型ネイルの長さ10mm(頭部1.2mm、胴部1.0mm)のものに対応しています。
タッカーの製品によって使用できるステープル、ネイルのサイズが違いますので必ず説明書を確認し製品に合ったものを用意するようにしてください。

左のコの字状になったものがステープルです。右は小さな釘が連結されたT型ネイルです。

肩幅とは、ステープルのコの字状になったコーナーとコーナーの間の距離です。

DCM
充電式タッカー T-GT36V

電源のない場所でもステープルによる留め付け作業ができる。
JANコード:4573489501093

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