2022.04.20 バリ取りや下地調整などの研磨効率をアップするサンダー

サンダーは、サンドペーパーを取りつけたパッドを高速で振動させることで、ムラなく効率的に材料を磨くことができる研磨用の工具です。
木工では、木材を切断してできるバリを取ったり、角を丸く落としたり、塗装のために下地を整えたりと、研磨作業をともなう場面が多くあります。サンダーを活用すると、作品が棚やテーブルのような大型になるほど、製作時間の短縮につながります。
サンダーには、形状や動き方の違いにより、種類がありますが最初は、小型で扱いやすく、平面から狭い部分まで作業しやすいデルタサンダーを選ぶのが良いでしょう。
サンダーを使う研磨作業中は、材料からたくさんの微粉末が出ます。研磨面から直接、粉を吸い取る集じん機能のついている機種は、飛散を抑えることができおすすめです。
デルタサンダーは片手でも簡単に扱えるので、木材を手で持って、カット面を整えるような作業ではとても便利です。
サンダーはパッドが高速で振動し、底面に取りつけたサンドペーパーによって木材を研磨します。塗装はがしや、荒削り、仕上げ磨きなど作業にはそれら作業に適した番手のペーパーを使います。
研磨力が落ちたペーパーは早めに交換するほうが、効率よく作業できます。デルタサンダーは、専用のサンドペーパーを使うものが一般的です。サンドペーパーは、パッドの底面に面ファスナーで取りつけできるようになっていて、簡単に着脱できます。
デルタサンダー用のサンドペーパーは専用のものでこのようにパッドの形にカットされています。目の粗さには粗目、中目、細目など、目の細かさが違う数種類が用意されています。
また、裏面に#60、#120、#240などの数字が書かれているものもあります。この数字が大きいほど目が細かく仕上がりが滑らかに、小さいほど目が荒くスピーディに研磨ができます。
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