2022.04.08 木や紙、金属にプラスチック。なんでも接着できるグルーガン

グルーガンは、樹脂でできた専用のグルースティックを装着して、それをグルーガンの内部で発熱させたヒーターによって溶かしながら使用する接着用のツールです。
接着力はあまり強くはありませんが、通常の接着剤よりも素早く接着ができるためDIYなどでは仮止めなどにも便利です。また、プラスチックや金属、木材、ガラス、布、革、紙など異なる素材どうしでも接着できるのでDIYから手芸、アクセサリー作りに模型作り、各種工作など幅広い用途に使えます。
また、再加熱してグルースティックの樹脂を溶かすことで、一度接着したものを取り外すことも可能です。
グルーガンには低温型と高温型がありますが、接着力は高温型の方が強いとされています。しかし低温型でもホビー用途なら十分でしょう。
接着剤はグルースティックやホットメルトといいます。グルースティックは使用するグルーガンに合わせて高温タイプと低温タイプがあります。
また、太さも7mmと11mmがあるので使用するグルーガンに合ったものを選ぶ必要があります。
グルーガンの各部紹介
充電をしておいたグルーガン本体に、専用のグルースティックをセットしてしっかり奥まで差し込みます。次に電源をオンにして、スティックが溶ける温度まで数分ほどグルーガンのヒーターが温まるのを待ちます。
ヒーターを温めている間は先端から溶けたグルーが流れ出ることがあるのでノズルは下に向けた状態にしてください。スタンドを使うといいでしょう。
グルーガンが十分に温まったらノズルを接着したいものにあて、トリガーを引いて溶けたスティックを押し出します。
出てきたグルーを材料につけたら接着したいものどうしを密着させたらそのまま完全に固まるまで1分ほど待ちます。これで接着完了です。
使い終えたらグルーガンのノズルを下に向けておきましょう。グルーがグルーガンの内部に逆流して故障の原因になりますので注意してください。
グルースティックはグルーガンに合ったものを使いましょう
グルーガン用のグルースティックにはいくつか種類があります。主な違いはグルースティックの溶ける温度と、グルースティックの径によるものです。
低温タイプグルースティックの場合、スティックが溶ける温度が約120〜135度ですが、高温タイプは約160〜180度です。低温タイプのグルーガンに高温タイプのグルースティックを使用すると温度が合わずうまく溶けず使えません。
逆に高温タイプのグルーガンに低温タイプのグルースティックを使用した場合、グルースティックを溶かすことができるので使用可能です。
DIY用のグルーガンは低温タイプのものが多いので高温タイプのグルースティックではなく低温タイプのものを選ぶようにしてください。
またスティックの径に関しても、DIY用は7mmタイプが一般的です。グルースティックを入手する際は径を間違えないようにしましょう。
こちらは一般的な低温タイプ、7mm径のグルースティックです。白いものだけでなく色のついたスティックなどもあります
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